循環型社会の実現

ガバナンス

戦略

廃給湯器のリサイクルに向けた他社との取り組み

ノーリツグループでは、地球資源を利用して給湯器という金属製品を製造するメーカーとして、販売事業者さま、福祉施設さまとの協働を通じて、廃給湯器を直接回収・分解し、資源循環につなげるリサイクルや使用資源の削減の取り組みを推進しています。

この給湯器リサイクル事業は、グループ会社である株式会社リハーツ(エスコアハーツの子会社)が中心となって、給湯器の販売・取替をおこなう販売事業者さまや福祉施設さまと協力しておこなっており、社会的な課題である障がい者の就労機会創出にもつながっています。販売事業者さまには取替後に不要となった給湯器を古物として提供いただき、福祉施設さまにその分解・分別を委託する三位一体の取り組みです。

エスコアハーツ・リハーツの取り組みはこちら

製品・包装における資源の有効利用

循環型社会を構築するためには、社会全体での最適化を図るよう取り組む必要があります。自社の事業範囲だけでなく上下流のサプライチェーンを見据え、資源利用全体の実像を考慮して、省資源化設計(小型・軽量化)に取り組んでいます。
また、ライフサイクル全体での評価に基づいた広範囲な視点で、自社製品が廃棄された後の再資源化と再生資源の利用の推進に取り組む必要があります。
ノーリツグループの製品は、長寿命・高い安全性・実効性を検証しつつ、製品の3R対応設計を推進しています。また、製品の包装材においても、リターナブル包装などの3R対応を推進しています。

3R

ゼロエミッション

ノーリツグループでは、国内生産事業所および、海外生産事業所(能率(上海)住宅設備有限公司、東莞大新能率電子有限公司)にて、ゼロエミッションを達成しています。

リスク管理

ノーリツグループ・ゼロエミッションの定義

廃棄物の全発生量(全重量)のリサイクル率が、99%以上となった月を3か月以上継続し、その後も継続可能と判断した状態をゼロエミッションの達成とします。

指標と目標

廃給湯器のリサイクルに向けた他社との取り組み

2022年に回収した廃給湯器は、約63,000台、重量換算で約1,100tonとなりました。これらを、鉄・銅・アルミ・ステンレスなどの非鉄金属素材などに分解し、再資源化に努めています。

家電リサイクルの実績

令和4年度 家庭用機器廃棄物の再商品化など実績報告

再商品化などを実施した状況を「特定家庭用機器再商品化法」(家電リサイクル法)に基づき報告いたします。

特定家庭用機器廃棄物の再商品化など委託台数

1)ユニット形エアコンディショナー(ウインド形エアコンディショナーまたは室内ユニットが壁掛け形もしくは床置き形であるセパレート形エアコンディショナーに限る。) (以下「エアコン」という。)
(1)指定引取場所での引取台数 5,009台
(2)処理プラントへの運搬台数 5,019台
(3)再商品化など処理台数 5,171台
再商品化など処理重量 210,684kg
再商品化重量 198,703kg
再商品化率 94%

再商品化実績(施行規則47条第1号に基づく報告)

1)エアコン

イ)再商品化などに必要な行為を開始した年月日および終了した年月日

開始した年月日 令和4年4月1日
終了した年月日 令和5年3月31日

ロ)再商品化などに必要な行為を実施した特定家庭用機器廃棄物の総重量

総重量(kg) 210,684
台数(台) 5,171

ハ)自ら製品の部品または原材料として利用した当該部品および材料の重量

部品および材料名 重量(kg)
なし

ニ)製品の部品または材料として利用する者に有償または無償で譲渡し得る状態にした部品および材料の総重量

部品および
材料名
回収物重量
(kg)
譲渡済み重量
(kg)
56,962 56,825
12,471 12,370
アルミニウム 742 671
非鉄・鉄など混合物 88,210 87,901
その他の有価物 40,318 40,080
総重量 198,703 197,847

ホ)燃焼の用に供することができるものまたはその可能性のあるものを熱を得ることに自ら利用した場合の当該熱回収可能物の重量

部品および材料名 重量(kg)
なし

ヘ)熱回収可能物を熱を得ることに利用する者に有償または無償で譲渡し得る状態にした場合の熱回収可能物の総重量並びに譲渡した熱回収可能物の重量

部品および
材料名
回収物重量
(kg)
譲渡済み重量
(kg)
プラスチック 252 250
冷凍機油 564 560
RDF 166 165
その他 0 0
総重量 982 975

ト)冷媒として使用されていたものの、回収重量、出荷重量、破壊など重量

冷媒として
使用されていたフロン
重量(kg)
回収
重量
出荷
重量
再生
または
再利用重量
回収
重量
HCFC-22 918 917 865 55
R-410A 0 0 0 0
R-407C 0 0 0 0
その他 0 0 0 0
総重量 918 917 865 55
2)ブラウン管テレビ

イ)再商品化などに必要な行為を開始した年月日および終了した年月日

開始した年月日 令和4年4月1日
終了した年月日 令和5年3月31日

ロ)再商品化などに必要な行為を実施した特定家庭用機器廃棄物の総重量

総重量 22kg
台数 1台

ハ)自ら製品の部品または原材料として利用した当該部品および材料の重量

部品および材料名 重量(kg)
なし

ニ)製品の部品または材料として利用する者に有償または無償で譲渡し得る状態にした部品および材料の総重量

部品および
材料名
回収物重量
(kg)
譲渡済み重量
(kg)
3 3
1 1
アルミニウム 0 0
非鉄・鉄など混合物 0 0
ブラウン管ガラス 8 8
その他有価物 5 5
総重量 17 17

ホ)燃焼の用に供することができるものまたはその可能性のあるものを熱を得ることに自ら利用した場合の当該熱回収可能物の重量

部品および材料名 重量(kg)
なし

ヘ)熱回収可能物を熱を得ることに利用する者に有償または無償で譲渡し得る状態にした場合の熱回収可能物の総重量並びに譲渡した熱回収可能物の重量

部品および
材料名
回収物重量
(kg)
譲渡済み重量
(kg)
プラスチック 0 0
RDF 0 0
その他 0 0
総重量 0 0

再商品化など実績(施行規則47条第2号に基づく報告)

イ)契約により依託された再商品化などに必要な行為
  1. 指定引取場所での引取りなどの運営管理
  2. 指定引取場所から処理プラントまでの運搬
  3. 処理プラントでの再商品化など実施の運営管理
ロ)契約により依託された再商品化などに必要な行為を実施した特定家庭用機器廃棄物の総重量または台数

(1)指定引取場所での引取りをした特定家庭用機器廃棄物の総重量および台数

品名 総重量(kg) 台数(台)
エアコン 204,084 5,009
ブラウン管テレビ 22 1
合計 204,106 5,010

(2)指定引取場所から処理プラントまでの運搬を実施した特定家庭用機器廃棄物の台数

品名 台数(台)
エアコン 5,019
ブラウン管テレビ 1
合計 5,020

(3)処理プラントでの再商品化などに必要な行為を実施した特定家庭用機器廃棄物の総重量および台数

品名 総重量(kg) 台数(台)
エアコン 210,684 5,171
ブラウン管テレビ 22 1
合計 210,706 5,172
経済産業省 家電リサイクル法特設ページはこちら

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