若手社員が語る今のノーリツ、未来のノーリツ

ノーリツっていったいどんな会社なの?未来はどうなるの?
未来のノーリツを背負って立つ、入社5年から10年の社員が集まり、
それぞれのノーリツに対する思い、現在のノーリツの仕事や職場環境、
未来のノーリツのあるべき姿などを語り合いました。

PROFILE

  • YOSHIHIRO AMBO

    安保 吉広

    2014年入社/国際事業部
    事業管理室
    事業開拓グループ

  • RYOSUKE UMAKOSHI

    馬越 亮輔

    2009年入社/要素技術研究部
    第1研究室第2グループ

  • YUKI UMEBAYASHI

    梅林 祐季

    2014年入社/総務法務部

  • NAMI URAOKA

    浦岡 菜美

    2011年入社/温水事業企画室
    商品2グループ

  • MASAYA TOMOMOTO

    友本 匡哉

    2015年入社/大阪支店営業2課

  • MAHO FUKUNISHI

    福西 真帆

    2013年入社/コンポーネント営業部

  • TAKANORI YASUHARA

    安原 孝典

    2015年入社/応用ソフトウェア開発室
    第1グループ・2

  • TAKEHITO YOKOYAMA

    横山 豪人

    2015年入社/グローバル2部
    第2開発室1グループ

「01 「お湯」をつくりだす会社の社員は、心もやっぱり温かい? 「お湯」をつくりだす会社の社員は、心もやっぱり温かい?

どんな思いを持ってノーリツに入社しましたか?また入社前と入社後で、イメージが変わったところはありましたか?

馬越:

入社前は、お風呂まわりのことをいろいろやっている大企業というイメージでしたが、入社してみると上との距離も近く、何でもチャレンジできる小回りのきく会社でした。自分のテーマである「自己肯定感」を感じられ、ここで働いていれば、自信もつくんじゃないかと思いました。

福西:

私も、同じです。ライフラインに近いものを扱っているので、入社前はガスや電力会社のようなお堅いイメージを持っていました。でも、馬越さんがおっしゃるように、上の方との距離も近くフランクな関係。新人の意見も無視せず聞いてくれます。発言すれば、任せてもらえ、自分で自分の居場所や仕事を作っていける環境です。

浦岡:

確かに、新人でも平気で意見が言えるし、正しければ受け入れてもらえる風土ですね。良い意味で泥くさいというか(笑)。私は設計で入社したのですが、入社前はもっと、ものと向き合って製品を作っていくイメージでした。でも、設計にしたって人同士のコミュニケーションでものができていく。そこが新しい発見でしたね。

安原:

私が入社したいと感じたのは、ハイブリッド給湯器を出したばかりのときでした。僕は大学でソフトウェアをやっていたので、その能力を生かしたいと思って。入社してすごいと感じたのは、ユーザーに最適な制御を、鋭い目線で突き詰めているところ。自分の力を、人のために生かしたいという思いが一層強まりました。

梅林:

私は就活の際、仕事でつらいことがあったときに乗り越えるための軸を設定していました。それが「事業領域」と「人」。そこに重点を置いて、業界を問わずいろんな会社を見ていたんです。ノーリツは「お湯で人を幸せにする」という考え方が心に残ったし、面接でも本来の自分をしっかり見てくれている感じがして、ここならやっていけると思いました。実際に、仕事のつらさを乗り越えてこられたのは、職場の仲間の励ましがあったからです。

友本:

私は就活のときから、率直に「営業って何をするんだろう」と思っていたので特にイメージはなかったですね。だから、ギャップもなく、ノーリツの営業を学んだ感じです。皆さんも言っているように、社歴にかかわらず、まず自分がどうしたいか考えるのがノーリツの営業のベース。上司に相談すると、まず「お前は、どう思う?」と聞かれますから。

安保:

私は中途採用ですが、前職がBtoCのサービス業だったんです。
だから、営業の仕事もあまり難しく考えていませんでした。ただ入ってみると、アイテムが多くてびっくり。前職と違って、ハウスメーカーなどに採用してもらうBtoBの仕事。達成感を得られるようになりましたが、2年ぐらいかかりました。

横山:

皆さんいろんなイメージがありますが、僕は正直ノーリツを全然知らなくて、大学の会社説明会で初めて知ったんです。ただその時、企画から量産まで一貫して携われると聞き、そこが魅力的で入社を決めました。今、実際にいろいろ経験させてもらっていますし、自分がやりたいことにチャレンジさせてもらえる。入社時のままの気持ちで仕事をさせてもらっています。

02 「あなたにとってチャレンジとはどういうこと? 「あなたにとってチャレンジとはどういうこと?

ノーリツという会社について伺います。
今、チャレンジの話がありましたが、若手の皆さんにとってノーリツは、実際にチャレンジできる会社だと思いますか?

横山:

チャレンジできる環境は、すごくあると思います。ただチャレンジできると思っている人と、できないと思っている人が両方いるんです。結局はその人次第。環境はあるけど、やる人、やらない人がいる感じです。

友本:

言っていただいたとおりですね。こうしたいという思いを持っている人は、自分から上司にアプローチしていく。それが言える環境ではあると思います。だから考える力は、すごく養えると思いますね。

福西:

入社してすぐにというわけにはいきませんが、人間関係ができてくると意見は言いやすくなります、例えば同じ出身校の集まりがあったりするので、そういうのに参加して人脈を広げることもできます。そういう古風なところは、良い意味で社風として残っています。

浦岡:

上司でいえば、私は今まで5人変わっていますが、5人ともタイプは全然違ったんです。ただ基本的に、仕事は自分で考えてやれというスタンス。決められたことだけを、そのままやることはないですね。

安原:

当然、やるべきことはちゃんとやった上での話ですけどね。

梅林:

あと、ホウレンソウをしっかりしていたら、それで良い。あとは、頑張れと応援してくれる感じです。

友本:

それと、目指す方向がずれていないかどうか。例えば営業部だったら売上、粗利を上げるという、基本的なミッションは同じですよね。自分の意見がそこに向かう活動であれば、それはサポートをしてくれますね。

安保:

ただ一方で、もっと視野や活動のフィールドを広げてグルーバルに拡大させていくべきだと思います。特に今やっている海外では、知名度としてはまだまだ。もっと視野を広げて、他の市場にも目を向ける必要はあると思います。チャンスはあると思うので。

働き方という部分では、どんな会社だとお考えですか?

梅林:

最近テレワークを導入し、実際に稼働しています。二人のお子さんを持つ先輩の話ですが、自宅で、パソコン一つで仕事ができるので、すごく楽になったとおっしゃっていました。職場も、上司をはじめみんなが応援してくれるので、そういう風土が育っていると思いますね。本当に最近ですが。

友本:

ここ数年の働き方改革はすごいですよね。テレワークもそうですし、フレックスタイムもそう。営業の立場でも、スケジュールに合わせて働けるような形になっているので助かります。

福西:

企業主導型保育園もありますよね。会社の敷地内に保育園ができると知ったときは驚きました。地域の保育園よりもリーズナブルで、子どもに何かあってもすぐに駆けつけられるので、すごく良い制度だと思います。

横山:

制度面でいえば、僕はCOM支援金もありがたいと思っています。職場の懇親会などを開くと3カ月に1度一人2,000円支給してくれるんです。何に使っても良いのですが、大体飲み会に(笑)。

馬越:

育成面では、一般的な教育制度に加えて、エルダー制度が良いと思いますね。新人に一人、教育する先輩がついているので何でも聞きやすい。それ以外でも、周囲の人が、みんなで新人を育てようという風土はあるように思います。いろいろな人に会うチャンスも、考え方を知る機会も与えてもらえるので。

友本:

とりあえず最初は、何でも聞いて学べるので良いですね。ただ、先ほど言ったように考えさせることもしっかりやる。それが一番成長できますからね。特に営業は、何もしなかったら翌月の手帳は真っ白なんです。お客さまへのアプローチは、自分で考えてつくらないと。そこはすごく聞きながら、また考えながら進めますね。

馬越:

チャレンジする気持ちが強ければ、周りがいろいろと考えて、支えてくれますね。

横山:

チャレンジという意味では、今どんどん海外に進出しようとしているので、挑戦したい人は海外に絡む仕事にチャレンジできると思いますね。一方で、明石で開発を極めたいのであれば、ここで働ける。働く場所も融通が利く感じはありますね。

安保:

働き方に対する制度や仕組み、ツールなんかは、どんどん良くなっているので、活用できれば働きやすい環境になっているのは事実ですね。特に若手が、よく活用していると思います。

03 「電力自由化、低価格の中国、人口の低下、大気汚染...数々の社会問題にノーリツらしくアプローチしていく 「電力自由化、低価格の中国、人口の低下、大気汚染...数々の社会問題にノーリツらしくアプローチしていく

広い視野でという話が出ましたが、ノーリツが存在する領域や市場が、未来に向けてどう変わっていくのか。
例えば10年後は、こうなるべきだという思いを聞かせてください。

梅林:

競合他社とノーリツが違うのは「お風呂は人を幸せにする」という考え方が原点にあるところ。それは社員全員に根付いていると思うんです。お湯から始まっている会社なので、そこで働く人たちも、すごく温かい。だから10年後もノーリツの原点は変わらず持ち続け、先輩たちが積み上げた"ノーリツブランド"を私たちがさらに広めていかなければと思っています。

浦岡:

ただ一方で、業界的にはガスだけじゃなく電気もどんどん伸びています。先ほど視野が狭いという話がありましたが、今まで通りのことだけをやっていたら、10年後は相当厳しくなると思うんです。それだけでは稼げないし、会社も発展できないでしょう。だから、今頑張っている海外展開や、ガス機器でもより環境に優しいハイブリッド給湯器を伸ばす。あとは、ものだけじゃなく、もう少し違う形で価値を高めていくことも必要になるでしょうね。例えば給湯器の「見まもり機能」を発展させて、高齢化などの社会問題の解決に役立てるとか。

馬越:

設計開発に携わっている身としては、10年後も真似をされていたいというのはありますね。今でもふたを開けてみて、他社の製品に真似されている部分があると、やっぱりうれしい。だから将来も真似をされるぐらい良い製品を生み出していたいという思いはありますね。

友本:

私は、海外ですね。他社と比べても、海外の売上比率が圧倒的に低い状況なので。ある会社は、国内は現状維持で、海外で利益を出すという方向にシフトしています。ノーリツの2020年までの計画もそうですが、将来は、世界でバリバリ戦えている会社にしたいと、強く思います。

安保:

新規開拓は会社にとっても重要な課題で、これから強化していくべきだと思います。

安原:

国内市場でいうと、今はHEMSに力を入れている状況です。効率の良い製品を生み出す一方で、家で使うエネルギーをトータルで管理・運用するシステムの構築が必要だという話は、常にしています。市場の省エネに対する関心の高まりをビジネスチャンスと捉え、ノーリツからも貢献したいと思っています。

友本:

一つ言えるのは、機器の安全性や安定供給という点から見ても、参入障壁がすごく高い業界ですよね。家電などは中国メーカーからローコストの製品が出てきているけど、ガス給湯器はなかなか難しい。だから守りだけではなく、外に打って出やすいという強みはあると思うんです。

梅林:

業界の特徴としては、エンドユーザーとも長くお付き合いできる強みもありますね。今年から始まった「88コール」もそうです。10年前から給湯器に点検お知らせ機能を付加してきたものがようやく動きだすのですが、そんな昔からお客さまとのつながりをつくってきて、その土台があるのはすごいと思うんです。そういう部分をもっと活用していけば、未来につながるのではないでしょうか。

安原:

新たな市場としては、最近、ハイブリッド給湯器の室外機を農業向けに転用したという事例があります。本来は室外機を使ってお湯をタンクにためるのがハイブリッド給湯器の使い方ですが、農業に必要な低温炭酸ガス(CO2)を発生させるために給湯器を燃焼させ、その温水を冷却するために室外機を使っていて。開発としては、そういう逆の発想から、実際に商品化するような攻めの姿勢も見えてきています。

福西:

8月から発売している低温炭酸ガス局所施用システム「真呼吸」ですよね。農業分野に初参入だから、確かに新しいチャレンジ。
こういう広がり方も夢がありますよね。

04 ひとりひとりの成長が創る未来のノーリツ ひとりひとりの成長が創る未来のノーリツ

今まで会社の未来について語っていただきましたが、皆さん"個人"としては仕事を通してどのように成長していきたいと考えていますか?

友本:

ノーリツってすごく良い商品を、たくさん出しているんですね。ただそれが、エンドユーザーさんに伝わっていないもどかしさがあります。どうしても「お湯出ればいいや」から抜け出しにくい。だからこれからは、自分の提案で商品の付加価値を理解してもらい、エンドユーザーさんに勧めていただく。新製品が出るたびに、そういう土壌をつくっていく仕事をしていきたいと思っています。

福西:

私はずっと、若い人たちにもっとノーリツという会社を知ってもらいたいという思いを持っています。私自身ノーリツを知らなくて友人から教わったのですが、家をよく見るとノーリツの給湯器だったということがありました。実は身近にあるものなので、若いうちに会社名を知ってもらえれば、将来、家を買うときにノーリツを選んでもらえる確率が上がります。ハウスメーカーや工務店さんなど、直接のお客さまに選んでいただくのも大切ですが、エンドユーザーさんに指名していただくことで、より広がる。だから、ノーリツを若い人に知ってもらうことが、今後の目標です。

梅林:

私自身は今、管理部門のスタッフとして働いている中で、全国各地の営業や研究開発など、さまざまな部門の方と接する機会があります。営業職時代はお客さまとの接点を大切にしていましたが、今は、この会社に勤めている皆さんとの接点を大切にし、皆さんが働きやすい環境を提供していきたいですね。ノーリツには、浦岡さんのように産休・育休を経て、さまざまな制度を活用し、子育てをしながら活躍されている方がいます。女性がより長く続けられる環境を整えるとともに、私自身もそうでありたいと思っています。

浦岡:

給湯器って、あまり本体が意識されなくて、台所や浴室のリモコンが給湯器の顔になるところがあります。今ちょうど、リモコンの企画をやっているのですが、その顔の部分にアイデアを反映させやすいような業務なので、今後の商品の方向性、さらには未来のお風呂の方向性も考えながら、企画を立てていきたいと思っています。自分のアイデアが反映された商品が、世の中に大量に出ることを考えるとワククワするし、反面責任も感じます。しっかり考えながら、進めていきたいですね。

安原:

ノーリツは今までも、ユーザー目線に立った商品をずっと出してきていると思うんです。今はIoTが進み、スマホの操作でお風呂のさまざまな機能を動かせる時代。ユーザー目線に合った付加価値をどんどん高めていけるようなチャンスがきていると思うんです。ユーザーのインサイト(潜在ニーズ)をどんどん拾い、それを形にした商品を発信できるようになれればと思っています。

横山:

商品開発という意味では、僕は自分自身がスーパー技術者になりたいと思っています(笑)。たくさんの知識を蓄え、何でも作れる人になりたい。その意味でノーリツは、チャレンジの機会も多く、多くの知識を得ることができます。また自分が得た知識を、商品に反映させることもできる、チャンスの多い会社です。夢を実現するにはすごく良い環境なので、これからもその夢に向かって仕事をしていきたいと思っています。

馬越:

新しいことも重要ですが、僕は今、ガス給湯器の熱ユニットを作っていて、機器の性能を左右するのは熱ユニットだと思っているんです。だから、まずはその基本的な部分で、世界で戦えるようなものを作れるようになることが目標です。そしてその仕事を通して、開発の楽しさを後輩たちに教えていきたいと思っています。今は、3Dプリンタなど、ものを具現化するツールもたくさん出てきています。そういった技術も生かしながら、性能の向上をみんなで喜べるような楽しい仕事をしていきたいと思っています。

安保:

今世界と戦う話がありましたが、僕自身は今、海外の仕事をさせてもらっているので、心強いですね。一方で個人としては、市場開拓はもちろんですが、現地の方とのコミュニケーションを深めながら、ゆくゆくはいろんな国の人たちを採用するような仕事もしたいと思っています。単に海外展開をしているだけではなく、いろいろな国の人たちと一緒に働くのも、ノーリツがグローバル企業になる上では必要なことです。今後も、グローバル企業として成長するノーリツの未来も考えながら仕事をしていきたいと思っています。

最後に、学生の皆さんへ一言お願いします。

梅林:

私は就職活動を始めるまでノーリツという会社を知りませんでしたが、ご縁があってノーリツに入社しました。ノーリツを知らない方も、住設業界にあまり興味がない方も、もし自宅の給湯器がノーリツ製ならぜひエントリーし、一度、会社説明会に来てみてください。

友本:

就職活動のポイントは、自分という人間を知ってもらうこと。そのままの自分をさらけ出してください。私たちは、挑戦、変革をするんだ!というマインドを持った学生さんをお待ちしております。あなたが、挑戦、変革を望む方なら、ぜひエントリーしてください。一緒に新しい幸せをわかしましょう。

福西:

「自分に合っている」と思える会社は必ずあります!皆さんにとって最適な会社が見つかるよう祈っています。そして、これを読んでくださっているあなたと、春にノーリツでお会いできることを楽しみにしています。

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