ハイブリッド給湯機 HPHB R290

【業界唯一※1】「自然冷媒R290」を採用したハイブリッド給湯機「HPHB R290」が実現する3つのメリットとは??

― 「GWP値0.02」の意味する効果をご存知ですか?
給湯器の取替えを検討している方とって、ランニングコストと光熱費の節約は最も重要な課題ではないでしょうか。ハイブリッド給湯機やエコキュートなど給湯器選びには、従来の代替フロンを巡る規制強化と地球温暖化防止対策という課題があります。
ノーリツの新しいハイブリッド給湯機は、この課題を解決するため業界唯一※1、GWP値「0.02」という驚異的な環境性能を誇る「自然冷媒R290」を採用。これにより、ノーリツのハイブリッド給湯機は 大幅なCO2 削減と高い省エネ性の両方を同時に実現します。本記事では、ノーリツのハイブリッド給湯機がみなさまの家計と未来の環境に貢献する具体的な3つのメリットを徹底解説します。

  • 2025年5月現在(株)ノーリツ調べ

給湯器は、お湯を沸かすだけでなく、様々な機能が搭載されています。そのため給湯器の選択は地球環境への配慮が不可欠です。一般的なエアコンなどに使われているフロン系冷媒(特定フロンや代替フロン)は、地球温暖化への影響が非常に大きい温室効果ガスとされています。
これらのガスが大気中に排出されると、二酸化炭素(CO2)の数百倍から数千倍もの温室効果を発揮し、深刻な地球温暖化を加速させる原因の一つに。
この状況を受け、パリ協定(COP21)に代表される国際的な枠組みのもとフロン系冷媒の利用を段階的に削減・規制する動きが加速しており、給湯器を選ぶ際には省エネ性能だけでなく、冷媒が持つ環境性能も重要な要素(選択肢)です。

ノーリツは2013年にハイブリッド給湯機発売以来、自社でヒートポンプユニットを開発・製造し、環境負荷の少ない自然冷媒R290を唯一採用し続けています。「自然冷媒R290」は、代表的な冷媒とされる(R32,R410A,R134A等)ともに代替フロンとして普及が進む冷媒ですが、主な違いは地球温暖化係数と可燃性です。

年間CO2排出量 / 給湯・保温一次エネルギー / 給湯・保温+暖房一次エネルギー 年間CO2排出量 / 給湯・保温一次エネルギー / 給湯・保温+暖房一次エネルギー

例えば、R32は従来のフロン系冷媒に比べて地球温暖化係数(GWP値)が低い代替フロンとして普及が進んでおりGWP値は771です。
これに対し、R290は一般家庭で使われるプロパンガスより純度の高いLPガスを精製した自然冷媒であり、地球温暖化係数(GWP値)はR32よりも極めて低く、わずかにR32の1/38,550です。

ノーリツは環境負荷を徹底して配慮する、すなわち、地球温暖化への影響を限りなく少なくするためにR290を採用しています。

  • 2025年5月現在(株)ノーリツ調べ

ノーリツのハイブリッド給湯機は冷媒の性能を最大限に引き出すため研究を続けてきました。
従来の冷媒は特定の温度帯で高い効率を発揮しますが、R290は貯湯温度が45℃~60℃という幅広い範囲において、COP(エネルギー効率)を高く保てる特性を持っています。このCOPを高く保てることが、ノーリツ独自のスマート制御を支える土台となっています。曜日や週ごとのお湯の使用量をきめ細かく学習し、将来の使用量を高精度で予測し貯湯温度を1℃刻みで制御することが可能です。このように、精度の高い予測ときめ細かな制御、そして幅広い温度帯でも高いCOPが発揮できる事で、年間光熱費の大幅な節約につながっています。 自然冷媒ハイブリッド給湯機「HPHB R290」は、自然冷媒R290の優れた特性と高精度なスマート制御の連動性がポイントといえるでしょう。

  • COPとは:消費電力1kWあたりに生み出せる熱量の能力(kW)を示す指標のこと

現在、国際的な環境意識の高まりを受け、フロン排出抑制法に基づき、GWP値の高い代替フロン冷媒の使用削減が急速に進められています。したがってハイブリッド給湯機に使われる冷媒への規制も今後ますます強化されるのではと言われています。従来のフロン系冷媒は、国際的なキガリ改正により、将来的に製造や供給が制限される可能性が高いため、自然冷媒R290(ノンフロン)を選ぶことが重要になってきます。

長期的な設備投資である給湯器の取替えにおいては、この将来的なリスクを回避し、取替え寿命がくるまで安心して使える製品を選ぶことが、家計と安心のための賢い選択と言えるのではないでしょうか。GWP値が高い冷媒を使用している機器は、フロン排出抑制法に基づき、将来的に廃棄・取替え時に冷媒回収が必要となり、冷媒回収費用が必ず発生します。

自然冷媒R290は、自然界に存在する物質からつくられる冷媒=ノンフロンだから、地球温暖化への影響が低く、冷媒回収が不要です。だから、取替え時の回収費用もかかりません。
温暖化対策につながる上に、R290と高精度なスマート制御だからできる、貯湯温度のきめ細やかな温度管理により、効率よくお湯をわかし、光熱費を節約します。

ハイブリッド給湯器 ハイブリッド給湯器

自然冷媒R290を採用したノーリツのハイブリッド給湯機は、環境性のメリットだけでなく、ユーザーさまの家計にもメリットをもたらします。さらに万一の災害時にも強いレジリエンス性で安心をサポートします。

日本では、2030年の代替フロン使用量70%削減(基準値比)をめざし、グリーン冷媒および地球温暖化係数の低い製品の普及拡大が推進されています。※1ノーリツは2013年のハイブリッド給湯機発売以来、自社でヒートポンプユニットを開発・製造。業界唯一※2自然冷媒R290を採用し続けています。
また、 業界トップクラス※3※4の省エネ性だから、普段通りお湯をわかすだけでCO2を約57%※5削減可能!自然冷媒にこだわることで地球温暖化対策につながります。
環境に配慮した選択肢として「使うだけでエコ」な仕組みが、未来の暮しをサポートします。                

  • 【試算条件】●平成 28 年省エネルギー基準に準拠した「エネルギー消費性能計算プログラム(住宅版)Ver3.8.0」(6地域)により算出。年間給湯・保温負荷18.3GJ。) ●従来型給湯器:2006年度基準エネルギー消費効率81.7%、エコジョーズ:モード熱効率92.5% 電気:電気事業者別排出係数-令和4年度実績-R5.12.22 環境省・経済産業省公表代替値。LP ガス・石油:温室効果ガス総排出量算定方法ガイドラインVer1.0平成29年3月環境省。●新商品は、現段階の開発測定値(25年4月時点)㈱ノーリツ調べ。
  • 【試算条件】平成28年省エネルギー基準に準拠した「エネルギー消費性能計算プログラム(住宅版)Ver.3.8.0」6地域により算出(その他デフォルト) ●新商品は、現段階の開発測定値(25年4月時点)(株)ノーリツ調べ
    • ※1「経済産業省産業保安・安全グループ 化学物質管理課オゾン層保護等推進室 「オゾン層保護法・フロン排出抑制法の 施行状況と動向」資料より引用(令和7年3月)基準値は2011~2013年実績の平均値
    • ※2 2025年5月現在(株)ノーリツ調べ
    • ※3年間給湯保温光熱費約66%削減(145L MODELの場合)【試算条件】●平成28年省エネルギー基準に準拠した「エネルギー消費性能計算プログラム(住宅版) Ver3.8.0」(6地域)により算出。●年間給湯・保温負荷18.3GJ ●従来型給湯器:2006 年度基準エネルギー消費効率81.7%、エコジョーズ:モード熱効率92.5%●LPG 料金5.9 円/MJ ※出典元:石油情報センター(令和4年度月次平均価格(50m3)データの単純平均より) ●電気料金31円/kWh(全国家庭電気製品公正取引協議会『電力料金の目安単価』より) ●水道料金265円/m3(一社)日本バルブ工業会●新商品は、現段階の開発測定値(25年4月時点)(株)ノーリツ調べ
    • ※4給湯・保温一次エネルギー消費量約47%削減(145L MODELの場合) 【試算条件】平成28年省エネルギー基準に準拠した「エネルギー消費性能計算プログラム(住宅版)Ver.3.8.0]6地域により算出(その他デフォルト)●新商品は、現段階の開発測定値(25年4月時点)(株)ノーリツ調べ
    • ※5【試算条件】平成28年省エネルギー基準に準拠した「エネルギー消費性能計算プログラム(住宅版)Ver3.8.0」(6地域)により算出。年間給湯・保温負荷18.3GJ。電気:電気事業者別排出係数-令和4年度実績-R5.12.22 環境省・経済産業省公表代替値。LPガス・石油:温室効果ガス総排出量算定方法ガイドラインVer1.0平成29年3月環境省。新商品は、現段階の開発測定値(25年4月時点)(株)ノーリツ調べ

    日々の生活スタイルが不規則なユーザーさまの給湯効率をあげたいという想いから、新スマート制御の学習機能を進化しました。毎日使うお湯の時間と量を記憶し、記憶したデータから必要な時間と湯量を予測。必要な時間帯に必要な量だけ効率的にお湯をつくります。さらに、予測するデータの範囲を広げ、過去の予測と使用量のバラつきを考慮します。
    他社にない高い分析力から季節の変わり目や気温が安定しない期間に対し、有効的であり従来のハイブリッド給湯機よりさらに給湯効率の向上を実現しました。

    スマート制御のしくみ スマート制御のしくみ

    これにより、従来のガス給湯器やエコキュートと比較して月々の光熱費(ランニングコスト)を大幅に削減し、節約効果が期待できます。従来型給湯器と比較すれば、光熱費を約66%(約100,600円)※6削減可能に!
    賢く(効率的に)お湯をためるから、より大きな節約効果が期待できる安心の仕組みです。

    • ※6【 試算条件】●平成28年省エネルギー基準に準拠した「エネルギー消費性能計算プログラム(住宅版)VER3.8.0」(6 地域)により算出。●年間給湯・保温負荷18.3GJ ●従来型給湯器:2006年度基準エネルギー消費効率81.7%、エコジョーズ:モード熱効率92.5% ●LPG料金5.9円/MJ ※出典元:石油情報センター(令和4年度月次平均価格(50M3)データの単純平均より) ●電気料金31円/KWH(全国家庭電気製品公正取引協議会『電力料金の目安単価』より) ●水道料金265円/M(3 一社)日本バルブ工業会 ●新商品は、現段階の開発測定値(25年4月時点)(株)ノーリツ調べ

    ノーリツのハイブリッド給湯機は、万一の時にも強いレジリエンス(災害対応)性を備えています。
    日本気象協会から提供される警報情報を元に非常時に警報発令時などに自動で高温(65℃)沸きあげをスタートする「そなえ貯湯」機能により、断水時や停電時でも貯湯タンク内のお湯を生活用水として使用可能です。
    また65℃の高温で貯湯するから、たくさんのお湯を確保できるので停電時に非常用電源を持っていなくても、設定温度付近のお湯を使用し手洗いの流し用に、またはあたたかい濡れタオルに使う事もできます。

    レジリエンス(災害対応)により、もしもの時は「そなえ貯湯」機能で レジリエンス(災害対応)により、もしもの時は「そなえ貯湯」機能で

    ノーリツのハイブリッド給湯機「HPHB R290」シリーズは、自然冷媒R290による優れた環境性能に加え、新スマート制御によって経済性(光熱費削減)や、暮しの安心をサポートするレジリエンスも誇るモデルです。戸建てや大家族の家庭にとっても、またマンションやスペースへの設置も考慮した対応力、さまざまなライフスタイルに合わせて選べる充実なラインアップで安心感と快適性も提供します。

    災害時の備え:そなえ貯湯によるライフラインの確保

    災害時は、ライフラインの停止(停電やガス停止)が最大の心配です。ノーリツのハイブリッド給湯機は、日本気象協会から提供される警報情報を元に、非常時に自動で貯湯式のタンクにお湯を貯める仕組み(そなえ貯湯)があります。これにより、災害時のライフラインを備えることが可能に。また、停電やガス停止が発生しても、太陽光発電や蓄電池と連携することで、応急的にお湯をつくることが可能です。断水時は貯湯タンクのお湯を取り出し非常用として使用もできるので、もしもの事態が発生した場合でも安心をサポートします。

    給湯器の性能で重要なのは「瞬発力」です。ヒートポンプでお湯をつくるだけでなく、必要なときに瞬時にバックアップ熱源機(給湯器)でお湯をつくることで、大家族でもシャワーや浴槽へのお湯はり時に必要な湯量を切らさずに供給します。バックアップ熱源機があるから、湯切れの心配がなく、快適にたっぷりとお湯を利用できます。
    さらに、温水暖房システム(例:床暖房や浴室暖房、ルームヒーターなど)をご利用中のご家庭は暖房機能付きバックアップ熱源機もご用意。寒い冬場でも、快適性を提供します。

    バックアップ熱源機/ガス給湯器

    ノーリツの自然冷媒ハイブリッド給湯機「HPHB R290」は、お客さまの暮しや住まいのスタイルに柔軟に対応できる、選びやすいラインアップと多様な設置性を実現しています。

    70Lと145Lの2つの貯湯量をご用意。家族構成によってお選びいただけます。さらに、貯湯容量問わず柔軟な設置パターンに対応できるため、狭小設置(奥行500mm)も可能です。集合住宅や狭小住宅でもお選びいただけます。
    70Lタイプでは、設置性の自由度を高め、専用電源工事不要で施工の手間と工事費を抑えられるプラグイン機もご用意。取替え時におすすめです。

    バックアップ熱源機を選ぶ時に、W除菌機能付きタイプの給湯器を選ぶ事も可能です。見えないふろ配管をオゾン水が除菌※4。排水口にたまった水のニオイを抑制※5します。
    他にも、ふろ設定温度と浴室温度に合わせて、浴室リモコンがのぼせ対策となる退浴のタイミングの目安をお知らせする「ホット湯上がりモード」や就寝予定時刻から逆算した入浴で、おやすみ前の入浴習慣をサポートする「あったか睡眠サポートモード」で毎日のおふろをもっと快適に楽しめる機能もご用意。使いたい機能からバックアップ熱源機の種類をお選びいただく事も可能です。

    • ※1 LED-UV除菌ユニット(99.9%(※2)以上の除菌性能のUV除菌ユニット)とオゾン水除菌ユニット(99%以上(※3)の除菌水を生成するオゾン水除菌ユニット)の2つのユニット。
    • ※2[試験機関](株)衛生微生物研究センター[試験番号]2021D-BT-10075[試験方法]UV除菌ユニットを通過前後の試験液の菌数を測定。流量9.5L/MIN。[試験結果]99.9%以上除菌。(実使用での実証効果ではありません。使用環境により効果は異なります。)
    • ※3[試験機関](株)衛生微生物研究センター[試験番号]2021D-BT-11017[試験方法]オゾン水に菌液を接種し、残存した菌数を測定。[試験結果]接触時間10秒で99%以上除菌。(実使用での実証効果ではありません。使用環境により効果は異なります。)
    • ※4[試験機関](株)衛生微生物研究センター[試験番号]2022D-BT-80009[試験方法]内壁に試験菌液を付着させたふろ配管に対し「オゾン水配管クリーン」を実施。[試験結果]未実施時との比較で生菌数が99%以上減少。(実使用での実証効果ではありません。使用環境により効果は異なります。)
    • ※5[試験機関](株)ノーリツ[試験方法]おとな4人が180L、40℃設定のふろに各10分間入浴後排水。「オゾン水配管クリーンあり」の場合と「ふろ配管クリーンなし」の場合の、排水口に滞留した水を採取し、水のニオイを6段階臭気強度表示法にて評価。[臭気測定機関](株)総合水研究所[試験番号]N2304657[試験結果]6段階臭気強度にて「オゾン水配管クリーンあり」は0.5、「ふろ配管クリーンなし」は2。(実使用での実証結果ではありません。使用環境により効果は異なります。)
    • 「オゾン水除菌ユニット」は除菌するものであり、汚れを落とすものではありません。また全ての菌に作用するものではありません。

    環境や家計にも配慮した給湯器選びはノーリツの「自然冷媒ハイブリッド給湯機HPHB R290」で

    ノーリツの自然冷媒ハイブリッド給湯機「HPHB R290は、業界唯一※1の自然冷媒R290を採用により、「環境性」「経済性」「安心」のすべてをサポートする次世代型給湯器です。 GWP値「0.02」という極めて低い環境負荷、年間光熱費約66%削減できる省エネ性、そしてライフスタイルに柔軟に対応するラインナップと万一の備え。
    ハイブリッド給湯機への取替えは地球と家族の未来にとって、かしこい選択肢です。

    環境性

    給湯器とヒートポンプを組み合わせたシステムで効率的にエネルギーを利用することで、従来のガス給湯器と比べて大幅なエネルギー削減が可能です。

    経済性

    CO2排出量の削減につながるため環境への負荷を抑えられ、再生可能エネルギーと組み合わせれば、さらに省エネ性が向上します。

    安心

    万一の災害時でも貯湯タンク内のお湯が使える

    給湯器を取替えの際には、ノーリツの自然冷媒ハイブリッド給湯機「HPHB R290」をご検討ください。

    商品ラインアップ

    HPHB R290 145L MODEL

    フラッグシップモデル

    HPHB R290 70L MODEL

    コンパクトモデル 標準機

    HPHB R290 70L MODEL

    コンパクトモデル プラグイン機

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