ノーリツ 「STOP!ヒートショック」プロジェクト ヒートショック対策の啓発活動に参画

お知らせ

湯まわり設備メーカーの㈱ノーリツ(本社:神戸市、代表取締役社長:腹巻知、資本金:201億円、東証一部上場)は、近年、社会問題のひとつとして注目されている「ヒートショック」に関する正しい理解の浸透と対策を促進するため、理念をともにする複数企業の共同での取り組みとなる「STOP!ヒートショック」プロジェクトに賛同し、啓発活動に参画いたします。

 ■『STOP!ヒートショック』とは?
「STOP!ヒートショック®」プロジェクトは、ヒートショックや住まいの寒さなどに関する理解と対策方法を社会に広め、一人でも多くの方にリスクを回避していただけるよう、対策の啓発を目的とした企業協働の活動を開始しています。
本プロジェクトは、企業が協働で行う社会貢献型啓発プロジェクトで、まだ理解度の浅いヒートショックのリスクと対策を呼びかけるべく、様々な啓発活動を進めます。

■『ヒートショック』とは?
ヒートショックとは、暖かい部屋から寒い部屋への移動などの温度の急な変化が体に与えるショックのことです。
ヒートショックが原因となる死亡事故に限りませんが、入浴中に急死した方が約19,000人と推計されたこともあります。*1
また、入浴事故と血圧の変動は深く関係していると言われています。特に、高齢者は血圧変化を起こしやすく、体温の調節機能も低下しがちなことから、注意が必要です。*2
ヒートショックという言葉自体の認知は約7割*3と進んでおりますが、対策方法などヒートショックの内容については約3割の理解*3と十分に理解されていないというのが現状で、高齢化社会を迎える日本にとって今後対応が必要とされるテーマのひとつであるといえます。

*1  消費者庁ニュースリリース「冬季に多発する高齢者の入浴中の事故にご注意ください!」(平成29年[2017年]1月25日)
*2  東京都健康長寿医療センター 研究所「入浴時の温度管理に注意してヒートショックを防止しましょう」 (2014年9月)
*3  東京ガス株式会社 インターネット調査2020年4月

 
■『STOP!ヒートショック』 プロジェクトの理念
「STOP!ヒートショック」プロジェクトは、ヒートショックに関する正しい知識の普及に努めるだけでなく、安心した暮らしに役立つ、生活に密着した具体的な対策アクションの発信、温度のバリアフリー化の提案を行います。

■今期の主な活動
  ◆重点活動期間:2020年11月1日~2021年2月28日
①<啓発活動 1>  「STOP!ヒートショック」プロジェクト公式サイト発信強化
ヒートショックについてあまり知らない方にも楽しみながら学んでいただけるコンテンツを発信いたします。活動期間中のWebキャンペーンの実施やご家庭でご活用いただけるスペシャルコンテンツの発信を順次予定しています。
 
②<啓発活動 2> 日本気象協会 天気予報専門メディアtenki.jp内ヒートショック予報ページでの発信
日本気象協会と東京ガスが共同で開発したヒートショックのリスクの目安をチェックできるヒートショック予報をtenki.jpサイト内で2020年10月1日から2021年3月31日(予定)まで発信します。重点活動期間中はプロジェクトとの連携を深めて、ヒートショック対策を呼びかけていきます。 日々変化する気象の予測情報に基づいた予報で、タイムリーにまたピンポイントに地域ごとで活用いただけます。

tenki.jpヒートショック予報:https://tenki.jp/heatshock/

ヒートショックなどの入浴事故に配慮したガスふろ給湯器、スマートフォンで“おふろの見まもり”が可能

 ノーリツのガス温水暖房付ふろ給湯器GTH-Cシリーズとガスふろ給湯器GT-C62シリーズには、“ヒートショック”や“のぼせ”などの入浴事故に配慮した“おふろの見まもり機能”を搭載した機種があります。(“おふろの見まもり機能”対応の給湯器とリモコンが必要です)

同居家族の浴室への入室状況、および浴槽に入浴している時間をスマートフォンの画面で確認できます。あらかじめ設定した入浴時間を経過すると、スマートフォンでアラームを鳴らしてお知らせすることも可能です。

“温度のバリアフリー” 寒暖差を抑えて入浴事故対策につなげます

リビングなどの居住空間と、脱衣場や浴室との温度差を少なくすれば体への負荷も減り、入浴事故対策につながります。ノーリツには浴室の天井に設置する温水式浴室暖房乾燥機があり、対応の給湯器リモコンとの連動で、浴室が低温であることを台所リモコンに表示し、暖房運転を促します。

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