どのような製品でも、全てのライフサイクルステージで、環境に様々な影響を与えています。昨今は、温暖化対策ばかりが注目されていますが、持続可能な社会を構築するための課題は温暖化だけではありません。やり直しのきかない課題なだけに、温暖化の防止とともに、資源の有効利用や汚染の予防を統合的に進める必要があります。
当社では、ライフサイクル全体での環境負荷総量を可能な限り小さくし、機能や経済性など全てに満足して頂ける商品をお届けできるよう、技術開発や商品の企画・設計段階から、製品の一生を考えて全体最適に取り組んでいます。1つの環境性能の向上がコベネフィット(相乗便益)を生み出せば問題ありませんが、トレードオフの関係になる場合も多く、社会状況で優先度も刻々と変化するため、如何に重み付けを行って総合的に評価するかが益々重要になっています。その方向性を与える1つの手段がLCA*ですが、現段階では温暖化・酸性化負荷等の評価が中心で、工数的にも必ずしもベストとは言えません。
当社では、環境適合設計を進化させるとともに、“製品ライフサイクルでのエコデザイン”をどのように定量化していくべきか、評価手法の検討を進めています。
※LCA(ライフサイクルアセスメント)とは、資源採取~製造・組立~輸送~使用~廃棄・リサイクルに至る各段階で、 製品が環境に与える負荷を定量化し総合評価する手法です。









