相手が求める120%を
真摯な姿勢と一歩先の
提案で信頼を築く

営業として、中四国支店の松山営業所で勤務しています。営業所は支店に比べて人数が少ないため、それぞれの担当者の情報がこまめに共有されており、いろんな話が聞けたので新人の頃は特に心強かったです。職場のメンバー同士とても仲が良く、アットホームな環境で働いています。
新人の頃は宇和島エリア、現在は松山エリアを担当していますが、エリアによって求められる営業は異なると感じています。宇和島エリアでは親身になって対応することが大事でしたが、松山エリアでは都市部ということもあり要望に合わせたミスのないスムーズな営業が求められているように思います。ただ求められる営業スタイルが違っても、お客さまとの信頼関係は同様に大切です。お客さまには営業の方だけでなく事務や工務の方もいるので、それぞれの方と世間話ができるように日頃の話題探しは欠かせません。特に、おいしいランチ情報には詳しくなりましたね（笑）。そうして何か月も訪問を続ける中で、はじめは取引が少なかったお客さまでも毎月注文をいただけるようになると大きなやりがいを感じます。

仕事において大切にしているのは「レスポンスは相手が求める120%で」「損して得とれ」の2点です。前者は、相手が想像している一歩先の提案をすることを心がけることです。スピーディーで正確な対応はもちろんですが、それに加えて商品のポイントを説明した資料を送ったり、電話でポイントを説明したりするとお客さまに喜んでいただけました。後者は、新人の頃に尊敬していたベテラン社員から教わりました。ミスやクレーム、トラブルなどが発生した際に、ネガティブにならずに真摯に対応に臨むことで、結果的にお客さまの信頼につながるということです。今担当しているお客さまに対して、常にこの気持ちを忘れないようにしています。
今こうして自信を持って営業ができるようになったのは、ある出来事がきっかけです。松山に配属されて2年経った頃、同期の営業が集まる社内研修でプレゼンテーションをして1位を獲ったことです。同期や人事から「すごく成長した」と言われ、今までの苦労が報われた気がしました。当時は周りが年上ばかりの環境で、なかなか自分の成長を実感できずにいたのですが、その出来事がきっかけでお客さまにも自信を持って接することができるようになりました。

商品自体で差別化をすることが難しくなっているからこそ、商品以外でどこまで勝負できるかが重要だと思います。自社の商品が売れればいいではなく、メーカーの枠組みを超えてお客さまの業績を上げられるようになりたいです。
例えば一緒にイベントを企画したり、新しい商材を扱うサポートをしたりと、お客さまのコンサルタントのようにサポートできる存在を目指しています。