ノーリツプロジェクト

その仕事・所属する職場―「あなたが経営する会社だと思ってください」
エピソード 目まぐるしく変動する経済情勢に対応し、あるいはさらなる成長のための投資資金を準備しておく。大切なのは売上高利益率の向上。グローバル競争の真っただ中にあってノーリツでは今、全社を挙げて全社員が「採算性」に対する高い意識を持つことを求めています。この採算意識向上運動”の旗振り役を担っているのが、財務部のメンバーたち。所属する部署の任務をやり遂げるだけでなく、業務に要した経費・時間と利益率の関係に誰もが敏感になり、一人ひとりが経営者感覚を備える大切さを説いて回る日々。粘り強い対話は組織を変革しつつあります。
財務部

ノーリツプロジェクト
コスト意識、利益率の向上を全部署に求めるプロジェクト。

採算の精神を徹底しないと会社の将来は開けません。

財務部の部下たちは、打たれ強く真摯に業務に向き合ってくれており感謝しています。各部門からの信頼を得ないとプロジェクトは動きません。相手の話によく耳を傾け、求められたことにはクイックレスポンスを心がけるようにしています。全部署が経営センスを持つことが、会社の利益率を良くしていくことを伝えていきたい。

財務部

ノーリツプロジェクト
プロジェクトの事務局員として、各部門長と密度の濃いコミュニケーションを図りながら、部門別採算制度の定着に奔走しています。

また、採算数値の把握に欠かせないITシステムの開発・運用も重要な仕事です。

主役は製品を設計開発し、製造、販売する第一線の現場で、財務部はあくまでもサポート役。各部門、現場の人たちに良かったと思ってもらえるように、プロジェクトを推進していきたい。ノーリツは社員間で本音で話し合える会社。時には厳しい指摘も受けますが、みんなが会社を良くしていこうという気持は同じ。だから頑張れます。

財務部

ノーリツプロジェクト
四半期ごとの決算および予算編成、損益計算書の作成を任されています。

管理部門はデスクワークが中心とはいえ、営業の現場に応援で出向くこともあり、それは貴重な経験になります。先日もあるガス会社で厨房機器の販売に携わることができ、お客さまの笑顔に接する機会を得ました。事業の最前線を確かめることで、経営の中枢にかかわる財務部員として一層、仕事に身が入ります。

これからも自分に正直、周囲に対しても正直を貫いて、信頼される財務スタッフを目指していきます。



プロジェクト概要

企業内部向け管理会計の重要性を啓発
いくら売上高が伸びても利益が出ていなければ国際競争に勝ち残れません。全社全部門に管理会計の視点を持ってもらうため、部門ごとの会計管理の手法の統一化を2015年1月よりスタート(全社展開は16年2月~)。そのねらいは、各組織に所属する社員を自部門の採算が見える環境におくことでコストに対して「自分の財布感覚」を持ってもらい、意識・行動改革につなげ“全員参加の経営”を実現すること。これまで部門・部署ごとで、どちらのコストになるのかが不明確であった問題が解決されるなど、少しずつながらも成果が現れてきています。

ノーリツプロジェクト
ノーリツは以前から「現場」が強い会社とよく言われます。現場とはモノづくりの根幹を担う研究開発をはじめ、購買、製造、物流の各部門であり、また、生み出された製品を販売する営業や技術サービス部門を指します。メーカーにとってこの特色は大きな強みであり、意思決定が現場サイドの意見が重視され速やかに行われ、機動力を発揮します。実際に過去においてノーリツは、そのセールスポイントを幾度も発揮し、激変する住設機器市場にあって、給湯器・温水機器のトップメーカーとしての地位を確保してきました。そして現在、ノーリツはさらに組織力を強化するため、「部門別採算制度」の導入に踏み切ったのです。そこには、グローバル市場を獲得し続けるための健全で盤石な経営基盤の確立と、世界で闘える競争力を増大させるという壮大な構想が背景にあります。
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ノーリツプロジェクト
しかし、プロジェクトの考え方を、全組織に浸透させるのは並大抵ではありません。全従業員は3000人超(単体)を数え、国内の営業拠点だけでも優に70カ所以上に上ります。決して小さくない規模の組織の全構成員に対して、各部門・組織のリーダーを通じて部門別独立採算制の意義を伝え、管理会計の統一的手法を根付かせる仕組みづくりには、一定の時間が必要です。また、各部門からの異議申し立てもあります。それぞれのセクションは、目的を持って任務を遂行するために日常業務を行っており、「日々の仕事で手一杯なのに、さらに余計な事務を引き受ける余裕はない」という反発の声も上がりました。財務部のプロジェクトメンバーは電話やメールだけに頼らず、理解を求めるため全国各地の事業所に足を運び、リーダーたちに説明を行いました。努力は次第に実を結び、理解者が増えていきます。たとえば生産部門では「従来、生産効率を上げることのみを考えてきたが、採算性を意識するうちに生産効率の向上で得た余った時間で、では何をすべきか、といった新たな課題に向き合えるようになった」という前向きな反応が見られるようになりました。
ノーリツプロジェクト
だが、部門別採算制度は緒に就いたばかり。本当の意味で組織の末端に至るまで、採算性向上の重要性を徹底させるには、仕掛けづくり、創意工夫が必要だとプロジェクトメンバーたちは考えています。技術職、営業職、スタッフ部門と、それぞれに役割は異なり、従業員ごとに価値観もそれぞれ存在することを認めながらも、全ノーリツ社員が同じ方向を見つめて歩いて行けるように、管理会計の視点からアプローチを試みる財務部のメンバーたち。各職場を訪れ、「管理手法を変革することは、会社の将来を左右すること」「時代は変わっても健全で元気な組織であり続けるために」と語りかけ、説き続けています。財務面から事業の継承・発展を支えるプロジェクトは、ノーリツが創造する『お湯のある生活を通して世界中の人々の豊かな暮しと幸せ』を、いつまでも人々に約束するためでもあります。

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