製品を通じた環境負荷低減

地球の笑顔に向けた取り組み

地球の笑顔に向けた取り組みとして、J-クレジット制度を活用したカーボンオフセットを2011年より継続しておこなっています。 2017年は「ハイブリッド給湯・暖房システム」とガスふろ給湯器の「GT-C62」シリーズ(オートタイプ除く)の生産時に排出されるCO2をオフセットしています。 環境配慮商品を使う時だけでなく、つくる時も環境に配慮した商品にしていきたいと考え、カーボンオフセットを推進していきます。
カーボン・オフセットで低炭素社会へ


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製品・サービスの環境配慮

地球規模での環境問題がますます深刻化し続けている中で、日本では、2011年に発生した東日本大震災による原子力発電所の事故を受けて、化石燃料による電力確保を優先すべき事態にもなっており、温室効果ガス削減目標と現実とのギャップがますます拡大しています。
ノーリツグループは、「持続可能な社会」の実現に向け、その三要素である「低炭素社会」、「循環型社会」、「自然共生社会」の構築に、環境技術・ものづくりを通じて貢献しています。そのために、「地球温暖化の防止」「資源の有効利用」「環境汚染の予防・防止」の3つの視点を軸に、製品ライフサイクルのすべてのステージで環境負荷を低減した製品づくりを推進します。

持続可能な社会
■ 製品ライフサイクルでの環境配慮

ノーリツでは、ライフサイクル全体での環境負荷総量を可能な限り小さくし、機能や経済性などすべてに満足していただける商品をお届けできるよう、技術開発や商品の企画・設計段階から製品を廃棄する段階まで、製品の一生を考えて全体最適に取り組んでいます。
1つの環境性能の向上がコベネフィット(相乗便益)を生み出せば問題ありませんが、トレードオフの関係になる場合も多く、社会状況で優先度も刻々と変化するため、ライフサイクルにわたる各環境性能の総合的な評価結果に基づき、いかに重み付けをおこなって判断するかがさらに重要になっています。

ライフサイクル・シンキング
図
各ライフステージの私たちの取り組み
温暖化不可(CO2排出量)削減例酸性化負荷(NOx・SOx排出量)削減例

・ノーリツでは、LCA評価により、従来製品と比較した相対的な環境負荷の改善を把握することを目的としているため、評価結果は指数で表示しています。また、使用期間10年のライフサイクル全体で捉えると、CO2はtonレベル、NOx・SOxはkgレベルで排出されますので、CO2では従来製品を1000、NOx・SOxでは従来製品を1とした指数で表示しています。
・使用段階での環境負荷は、当社LCA評価基準に定めたモデルによる10年間の試算結果です。(東京地区、世帯人数は全国平均想定)
・酸性化負荷は、LCA国家プロジェクト独立行政法人産業技術総合研究所ライフサイクルアセスメント研究センターが開発した手法「LIME2」に基づき、0.72×NOx+ SOxで統合化(SO2換算)しています。


※LCA評価:製品・サービスのライフサイクル全体における環境負荷を定量的に評価する手法

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製品の省エネルギー・地球温暖化防止

■ 製品によるCO2排出量の削減(温水機器・太陽エネルギー利用機器)

ノーリツグループの設備機器がそのライフサイクルで排出する温室効果ガス(CO2)は、大部分が使用段階から排出されます。ノーリツグループでは、低炭素社会の構築に向け、お客さまの快適性・利便性を損なうことなく、各世帯の住まい方の実情に合わせた温暖化対策と節電・ピーク電力対策に貢献する多様な設備機器を提供できるよう、高効率温水機器のラインナップの拡充と更なる性能向上に取り組むとともに、再生可能エネルギー利用機器(太陽熱利用システム)等の商品開発に取り組んでいます。

高効率温水機器で省エネ・CO2削減(例)

温水機器分野では、2016年も積極的に潜熱回収型温水機器のラインナップの拡充をおこない、拡販に努めてきました。また、給湯一次エネルギー効率がトップレベルの145%を実現した戸建住宅用「ハイブリッド給湯・暖房システム」を2016年に発売しました。業界で初めて「ノンフロン冷媒」を採用し、ヒートポンプ技術を使用した空気の熱と高効率ガス給湯器のガスエネルギーを利用することで、エネルギー効率を高め、CO2排出量削減に貢献する商品です。

※給湯使用による効率(暖房使用は除く)「住宅事業建築主の判断基準」6地域の条件を参考に当社調べ。

ecoジョーズ ガス潜熱回収型 給湯器/ふろ給湯器/給湯暖房機

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エコウィル 家庭用ガスエンジンコージェネレーションシステム

ハイブリッド給湯・暖房システム

写真※「住宅事業建築主の判断基準」
6地域の条件を参考に当社調べ。
給湯使用のみ

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太陽エネルギー利用で創エネルギー・CO2排出量削減(例)

写真XFシリーズは、エコマークを取得し、
エコマークアワード2015にて
「プロダクト・オブ・ザ・イヤー」を受賞しています。
※集熱面積4m2での値

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※こちらに掲載している商品の[CO2排出係数]は下記となります。
全国平均を想定してCO2排出量を算出しているものは、下記のCO2排出係数を共通に使用しています。
 ●都市ガス: 0.0499 kg-CO2/MJ, 44.8 MJ/Nm3 (→ 0.209 kg-CO2/Mcal, 2.23 kg-CO2/Nm3
 ・〔環境省 「温室効果ガス総排出量算定方法ガイドライン」 参考資料3 「算定・報告・公表制度における排出係数など一覧表」(2015.4)より。
 ●灯油: 0.0678 kg-CO2/MJ,36.7 MJ/L (→ 0.284 kg-CO2/Mcal, 2.49 kg-CO2/L )
 ・〔環境省 「温室効果ガス総排出量算定方法ガイドライン」 参考資料3 「算定・報告・公表制度における排出係数など一覧表」(2015.4)より。
 ●購入電力:0.55 kg-CO2/kWh
 ・〔環境省「電気事業者別のCO2排出係数(2011年度実績)」より。〕
 ●水道(上下水道): 0.650 kg-CO2/m3
 ・〔=0.200(上水道)+0.450(下水道) : 東京都 「総量削減義務と排出量取引制度におけるその他ガス排出量算定ガイドライン」(2009.6)/東京都 「家庭の省エネハンドブック」(2011.1) より。〕
■ CO2・省エネ情報の「見える化」と運転制御による省エネ(温水機器・太陽エネルギー利用機器)

家庭から排出されるCO2の削減は、我慢の省エネではなく、持続可能な対策が不可欠です。メーカーとして、機器の省エネ性能向上に最優先で取り組むとともに、お客さまが十分だと感じていただける範囲で稼動し、必要以上のエネルギー使用を抑えることも大切です。
ノーリツグループでは、お客さまが、無理なく・楽しく・自然に、省エネに配慮した使い方をされ、その削減状況を確認していただけるよう、各種のナビゲーション機能を搭載したリモコンと対応機種のラインナップ拡大を図っています。お客さまが能動的に設定できる各種の省エネ運転モードの搭載も進め、運用面での省エネ・CO2削減行動をサポートします。

省エネナビゲーション機能搭載(例)

ノーリツグループでは、お客さまに情報を提供する際の、わかり易さ・丁寧さ・確認のしやすさ・即時性などを考慮し、エネルック(エネルギー表示機能)の改善を進めています。家庭内のエネルギー使用量(ガス/灯油・水・電気)をお客さまに大きな費用負担をお掛けすることなく「見える化」し、お客さまの省エネ意識の醸成と省エネ行動を支援するよう取り組んでいきます。

表示例

図

RC-G001シリーズ台所リモコンの
表示部分を例として説明しています。

ほぼ目標通りに節約できています
(花の数で目標達成の度合いを
表示しています)

※電力の表示には、電力測定ユニットが必要です。

「エネルック表示」
日間・月間・年間単位で、エネルギー使用量・使用料金を数値・グラフで表示

写真
今月のエネルギー使用料金表示

写真
昨日、過去30日分のエネルギー
使用料金表示

写真
エネルギー(ガス)使用量のグラフ表示

省エネモード機能搭載(例)

・エコスイッチ・オンで、以下の省エネモードに設定されます。
※機種により、機能の一部がないものがあります。
・給湯運転
 出湯量を制限(8L/10L/12L/制限無)
 (量はお好みで設定できます)
・ふろ自動保温運転
 ふろ設定温度の-1℃で保温
・床暖房運転
 床暖房の温水を通常より-5℃で運転
・給湯運転
 設定温度の-1℃で出湯
・ふろ自動お湯はり
 設定水位より若干少ない湯量で自動ストップ
 全自動タイプ : 約-1cm
 自動タイプ : 約-10L
・最適ふろ自動
 給湯器が自動で湯量やガス使用量を最適に調整して
 エコ効果のもっとも高い熱効率でお湯張りをします。

写真RC-J101マルチリモコンで説明しています。

■ 待機時消費電力の削減

温水機器は、安全監視・制御・通信などの機能上、待機時消費電力が不可欠ですが、ノーリツグループでは早くから待機時消費電力の削減に取り組み、業界自主基準(2008年度目標)達成はもちろん、更なる低減に向けて取り組んでいます。
現在では、販売製品1台当たりの年間待機時消費電力量(加重平均)は、2000年度に対し50%削減しています。中には90%を上回って削減した製品もあります。

ガスふろ給湯暖房機での待機時消費電力削減(例)

■ 製品によるCO2排出量の削減例(バスルーム)

ノーリツグループでは、お客さまの快適性・利便性を追求し、かつ、エネルギー使用の削減に寄与する製品をお届けするために技術開発と商品設計に取り組んでいます。

写真

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断熱床
断熱床

断熱天井
断熱天井

断熱浴槽
断熱浴槽+断熱ふろフタ

■ 製品によるCO2排出量の削減例(キッチン)

ノーリツグループでは、お客さまの快適性・安全性を追求し、システムキッチンや調理機器(コンロ・食洗機・など)、洗面化粧台の機能・デザイン・操作性などの向上に努めるとともに、省エネ・節水に配慮し、エネルギー使用の削減に寄与する製品をお届けするために、技術開発と商品設計に取り組んでいます。

シングルレバー水栓(エコ)

シングルレバー水栓

写真

図

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高効率ガス調理機器の搭載

・高効率ガスビルトインコンロ
piatto シリーズ、fami シリーズ、 S-Blink+do

写真

図

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節水型食器洗い乾燥機の搭載

・節水型スライド式食器洗い乾燥機
EW-45R1S-Nシリーズ(標準仕様:食洗機ありプラン)

写真

図

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■ 製品によるCO2排出量の削減例(洗面化粧台)

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製品・包装における資源の有効利用

持続可能な資源循環を実現し、循環型社会を構築するためには、社会全体での最適化を図るよう取り組まなければなりません。 省資源化設計(小型・軽量化)は、低炭素社会や自然共生社会の構築にも間接的に貢献する最もコベネフィット(相乗便益)を生み出しやすい取り組みの一つですが、自社の事業範囲だけでなく上下流のサプライチェーンを見据え、資源利用全体の実像を考慮して取り組む必要があります。
一方、再生材(再生資源)の利用などの取り組みは、それ以上の総合的な判断が不可欠であり、ライフサイクル全体での評価に基づいた広範囲な視点で、自社製品が廃棄された後の再資源化と再生資源の利用の推進に取り組む必要があります。
ノーリツグループの製品は、長寿命と高い安全性が要求される住宅設備機器が中心であることから、実効性を検証しつつ、ステップ・バイ・ステップで製品の3R対応設計を推進しています。 また、製品の包装材においても、リターナブル包装などの3R対応を推進しています。

3R
■ リターナブル包装(温水機器)
ガス温水機器

ガス温水機器では、2002年からリターナブル包装を導入しました。これは、包装設計と各種試験により適正形状を追求することで、衝撃吸収性と回収輸送性を両立した薄肉の樹脂成形部材(上下トレイ)を開発することに成功し、従来の段ボールと緩衝材を代替したものです。 販売・施工会社様のご協力により、施工現場より上下トレイ(および一部機種のフロント保護材)を回収して再使用(リユース)しています。

現在は、一部ハウスメーカーさま、ガス会社さま向けに使用しており、2016年のリターナブル包装製品の出荷台数は、2005年比で、約6.2倍となっています。2015年に比べ、リターナブル包装仕様の製品は増加しました。主にガス温水暖房付ふろ給湯器の製品が増えました。2017年度はガスふろ給湯器の新製品を発売する予定のため、出荷台数が増加すると考えています。

ガス温水機器リターナブル包装例(シュリンク包装)
ガス温水機器のリターナブル包装製品の出荷台数の推移
グラフ

※ 2005年の出荷台数を1として指数化しています。

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製品の環境負荷低減とサプライチェーン

■ 製品における環境負荷物質低減の取り組み

ノーリツグループは、化学物質管理システムの構築と情報開示、化学物質監査などによるグリーンサプライチェーンの強化に取り組んでいます。
製品における有害物質低減については、「ノーリツグループ環境負荷物質管理指針」※1に基づいて化学物質の管理をおこない、有害物質対応商品(GP対応商品)※2の開発に取り組むことにより、その販売構成比の拡大を図っています。
この取り組みは、取引先さまだけでなく、購買・設計・製造・営業といった当社の事業活動を含めたサプライチェーン全体で推進しています。
2016年は新製品を優先的に情報伝達のツールを利用し、製品含有化学物質情報を収集しました。
2017年はグローバルな法規制などの動向を考慮し、化学物質管理の精度をさらに上げる取り組みをしっかりとおこない、製品の環境負荷物質低減に取り組んでいきます。

 

※1 ノーリツグループ環境負荷物質管理指針:2005年2月に制定。

※2 有害物質対応商品=GP対応商品:RoHS指令※3対象6物質に当社独自の20物質を加えた26物質を基準濃度以下にした商品。温水機器、厨房機器、ソーラー機器、暖房機器、コージェネレーション機器が対象。

※3 RoHS 指令:電気・電子機器に含まれる特定の有害物質の使用を禁止するEU(欧州連合)の指令。2006年7月施行。対象物質は、鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、特定臭素系難燃剤2種。温水機器、厨房機器は当社グループにおける自主的な取り組み。

GP対応商品の拡大
■ 有害物質低減の具体例
物質の低減箇所(ガス温水暖房付ふろ給湯器の例)

物質の低減箇所(ガスふろ給湯暖房機の例)

物質名および低減方法

鉛
鉛フリーはんだ、鉛フリー電線、鉛フリーの材料等を採用することで低減しています。

カドミウム
黄銅材料は低カドミウム材に変更しています。

六価クロム化合物
メッキ鋼板やねじのメッキは、三価クロム系へのメッキ液の置き換えを主体に、六価クロムフリーメッキに置き換えています。

2016年度 GP対応商品一覧
写真
戸建住宅用
ハイブリッド給湯・暖房システム
SH-GT(H)C2410シリーズ
写真
N3S03PWAS4BREシリーズ

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海外での省エネルギー機器

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■ 中国エリア(中国、香港、マカオ、台湾)

中国においては、PM2.5に代表されるように環境汚染防止やCO2排出量削減など、環境問題に対する取り組みが急務となっています。

そのような環境変化の中で、省エネルギーやCO2排出量削減に寄与できるコンデンシング(潜熱回収)型ガス瞬間式給湯器の販売に力を入れ、環境負荷低減に取り組んでいきます。


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■ 北米エリア(アメリカ、カナダ)

アメリカでは政府が環境ビジネスを推進し、環境配慮・省エネ機器の需要が高まっています。

給湯器でも、従来の貯湯式給湯器から、高効率・節水が期待できるタンクレス(ガス瞬間式給湯器)への置換えが進み、より効率が高いコンデンシング型の需要も拡大しています。

2015年にタンクからの取り替え工事が容易なEZTRを発売。

タンクレス需要を創出することで、省エネルギー・CO2削減に貢献しています。



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■ オセアニアエリア(豪州、ニュージーランド)

2016年に、海外子会社Dux Manufacturing Limited社から、タンクレス(ガス瞬間式給湯器)を発売します。同社が強みを持つ伝統的な貯湯式給湯器の販売と共に熱効率の高いタンクレス給湯器の販売によって、省エネルギー・CO2削減に貢献していきます。



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