社会変化や多様なエネルギーに対応した製品開発を続け、
カーボンニュートラルの実現を目指す
ノーリツグループは「お風呂は人を幸せにする」という創業者の熱い想いから始まり、「環境性能」「快適性」を徹底的に追求した技術で「お湯」のある幸せをお届けしてきました。給湯・暖房によるエネルギー消費は家庭でのエネルギー消費全体の約6割を占めています。当社は、これからも機器の環境性能向上はもちろんのこと、お客さまへクリーンで、エコロジカルな生活を提供していきます。
ミッションの実現
新しい幸せを、わかすこと。
2050年カーボンニュートラル実現に向けて
※1 国立環境研究所 温室効果ガスインベントリ 日本の温室効果ガス排出量データ2021年速報値
製品を通じた
低炭素社会の構築
国内で製造・販売する製品使用時の
CO2排出量を2030年までに
事業活動を通じた
低炭素社会の構築
国内事業所によるCO2排出量を
2030年までに
製品・事業活動を通じた
資源循環型社会の構築
国内廃棄物発生量を2030年までに
脱炭素社会の構築
事業所・製品とも海外を含む
CO2排出量を2050年までに
生活の品質向上を目指して、製品を通じて社会課題解決
社会・環境長期ビジョン2030
ノーリツグループは70年の歴史の中で時代の進化に合わせ、安全・安心、豊かで快適な暮らしを提供し続けてきました。
私たちはこれからも選ばれつづける企業として、企業価値を創造していくために、品質(Q)を最重視し、環境(E)、社会(S)、ガバナンス(G)への取り組みを事業活動のベースとしたQ+ESG経営をおこなっています。
また、「SDGs」(持続可能な開発目標)の中でも、事業活動と特にかかわりの深い「No.9」(技術革新の基盤づくり)、「No.12」(つくる責任/つかう責任)、「No.13」(気候変動対策)、「No.17」(パートナーシップ)の、4つのゴールを重視し、新たな価値の提供を目指します。
「幸せ」を創るための基盤
社会・環境長期ビジョン2030
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- 地球環境への責任を果たす
ノーリツグループは環境課題の解決に向け省エネ・省資源で高品質な製品を積極的に開発・販売します。
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- パートナーシップで成長を目指す
ノーリツグループはパートナー企業様との連携により社会課題を解決し世界中で選ばれ続ける企業へと成長します。
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- お客さまとともに未来を考える
ノーリツグループはお客さまとともに未来を考えイノベーションを通じてクリーンで快適な生活をお届けします。
2023マテリアリティ
(重要課題)
2015年のマテリアリティ策定以来、これまでも社会や事業環境の変化に合わせて対応してきました。
2020 年には、2030 年に向けた「社会・環境長期ビジョン2030」と、2023 年に向けた中期経営計画「V プラン23」の策定を機に、マテリアリティの見直しをおこないました。
2030年に向けた目標を達成すべく、2023年をターゲットにQ+ESGの分類で全10テーマのマテリアリティを設定し、Q+ESG戦略として取り組み、社会環境課題と事業課題の融合を目指していきます。
暮らしの安全・安心
お客さまの安全・安心 ― 製品事故ゼロ化
2015年のマテリアリティ策定以来、これまでも社会や事業環境の変化に合わせて対応してきました。
2020 年には、2030 年に向けた「社会・環境長期ビジョン2030」と、2023 年に向けた中期経営計画「V プラン23」の策定を機に、マテリアリティの見直しをおこないました。
2030年に向けた目標を達成すべく、2023年をターゲットにQ+ESGの分類で全10テーマのマテリアリティを設定し、Q+ESG戦略として取り組み、社会環境課題と事業課題の融合を目指していきます。
お客さまの安全・安心 | 製品事故ゼロ化 |
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ダウンタイムゼロ化 | |
技術の世界展開 | 海外での競争力強化 |
技術開発 | 開発効率最大化 |
きれいな地球を次の世代へ
気候変動対応 | CO2削減(事業活動・製品) |
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環境配慮型製品の開発 | |
環境配慮型製品の拡販 | |
資源循環型社会の構築 | 給湯器リサイクル事業の推進 |
廃棄物削減 | |
物流機能の最適化 |
豊かで快適な暮らしをつくる
社会課題解決型商品の開発・普及
非住宅分野でも社会課題解決型商品
サービス付き高齢者住宅の「個浴」向けにも、おふろの遠隔"見まもり"機能を搭載した給湯器を拡販することで介護人材不足の社会課題解決に貢献します。
サプライチェーン マネジメント |
CSR調達の促進 |
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社会課題解決型商品の 開発・普及 |
新規分野の開拓 |
既存技術の進化 | |
社会課題解決型商品の提案・拡販 | |
従業員 コミュニケーション |
企業風土改革 |
人材育成(イノベーション) | |
Q+ESGの社内浸透 | |
働き方改革 |
透明性が高く健全な企業経営
コンプライアンス ― コンプライアンス
意識向上
「現場部門」「管理部門」「監査部門」のそれぞれが役割を発揮することで内部統制を実行する「3つのディフェンスライン」の考え方を重視し、内部統制の強化に努めています。
コンプライアンス | コンプライアンス意識向上 |
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リスクマネジメント | リスクマネジメントの進化 |
安定供給 |
サステナビリティの取り組み(価値創造モデル)
ノーリツグループは社会の変化と私たちが解決すべき社会課題を認識し、私たちの強みをいかすことで価値を創造しています。
特に「幸せ」を創るための基盤である「Q+ESG」を大切にし、活動を充実させることで「新しい幸せを、わかすこと。」の実現を目指します。
サステナビリティ推進体制
2007年より代表取締役社長が委員長を務めるサステナブル委員会(旧CSR委員会)を設置し開催しています。2020年より議長を代表取締役社長から、経営戦略統括本部長へ変更し、より現場に近くスピード感のある体制へ変更しました。毎月開催される取締役会や経営会議の場でもサステナビリティに関する課題の審議・決定をおこなうことで経営とサステナビリティの融合を実践するとともに、取り組みの迅速化を図っています。
4月と10月に開催するサステナブル委員会ではマテリアリティのKPI進捗について確認し、PDCAマネジメントを推進しています。